文部科学省宇宙航空人材育成プログラム 宇宙専門 管理栄養士/理学療法士(仮称) 育成講座文部科学省宇宙航空人材育成プログラム 宇宙専門 管理栄養士/理学療法士(仮称) 育成講座

目的

世界初の宇宙専門医療人
「宇宙専門 管理栄養士(仮称)」「宇宙専門 理学療法士(仮称)」認定制度(予定)

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21世紀は宇宙大航海時代。人類が長期にわたって宇宙で安心・安全に活動するためには、宇宙環境に適した「食」と「運動(リハビリ)」を通した健康管理が必須です。残念ながら我が国だけでなく、ほかの先進国においても「食」や「運動」を通して宇宙飛行士の健康支援ができるプロフェッショナルは、まだほとんどいません。大学の学位制度と学会の専門医療人認定制度を合理的に合体させ(予定)、革新的な「宇宙専門 管理栄養士(仮称)」「宇宙専門 理学療法士(仮称)」を育成する講座です。本講座は、大学院の学位制度、国の管理栄養士制度/理学療法士制度と学会の専門医療人認定を有機的に連携し(予定)、来る宇宙大航海時代に備えた「宇宙食」や「宇宙リハビリ」のプロフェッショナルを育成する講座です。

なぜ宇宙専門管理栄養士/理学療法士の育成が必要なのか

アルテミス計画にあるように、宇宙大航海時代はもう目の前に!!

宇宙医学(治療)の専門家の前に、宇宙栄養学や宇宙理学療法学(予防)の専門家が必要

【理由】
1.治療をするには、インフラが未整備
手術をするにも病院などの設備がない
2.開拓時代には、治療より予防。
宇宙特有の疾患(筋萎縮、骨粗鬆症など)の予防に有効なのは“食”と“運動”のみ
ex)新型コロナ:ワクチンと特効薬がない間は、公衆衛生に頼らざるをえない

社会的価値

国民の理解、知的価値、経済的・産業的価値

安全な人類の宇宙への長期滞在・進出に必要な医学的な知識、「食と運動」による予防技術などが得られ、国民の関心が高い有人宇宙活動に必要な医療体制を整備できる。

持続的な発展が可能
以下のSDGsに対して有効:
SDGsの画像 SDGsの画像
 
  • 得られた技術は長期の宇宙滞在者のみならず、地上の老化予防にも役立てられる。
  • 有人宇宙開発の未来を担う次世代の教育・育成に貢献できる。
  • 限られた水資源の有効利用技術の開発ができる。
  • 管理栄養士や理学療法士に新たなキャリアパスを作ることができる。
  • 新しい食材・運動法を開発することで、新規産業や技術革新の基盤が作れる。
  • これまでに確立してきた日本特有の宇宙人材育成法を利用して、人類の有人宇宙開発に貢献し、世界的パートナーシップを築くことができる。
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